介護職「やめとけ」は時代遅れ?敬遠される理由やリアルな現状などを紹介

「介護職は『やめとけ』といわれるけど実際どう?」
「介護職はどうして『やめとけ』っていわれるの?」
と不安な方のために「介護職はやめとけ」といわれる理由や実際の状況についてまとめました。
過去には厳しい労働環境が課題としてありましたが、国の支援や業界全体の取り組みによって介護の現場は変わりつつあります。
介護職が敬遠されてきた理由を振り返りながら、改善されている現状や意外なメリットをお届けします。
介護職が「やめとけ」といわれる理由

- 低賃金のイメージがある
- 多忙のイメージがある
- 人間関係が大変そうなイメージがある
介護職が「やめとけ」といわれる理由は、上記のイメージが関係しています。長年指摘されてきた否定的なイメージの原因を理解すると、現在の改善状況をより理解しやすくなるでしょう。
低賃金のイメージがある
人の体を預かる介護職は、責任の重さや身体的負担の大きさなどの割に給料が安いというイメージがある職種です。実際、令和6年の全業界平均賃金は38.6万円に対し、介護職は30.3万円と差が開いています。
重責や物理的負荷が大きい仕事にもかかわらず、その対価が十分ではないと感じる人も少なくありません。
そのため、介護職は割に合わないという印象を生み、敬遠される傾向にあります。
多忙なイメージがある
介護職は度々メディアでも人手不足であることが報じられ、少ない人材で業務を回す多忙なイメージが世間に広がっています。現に、介護業界の人材不足は早急に解決すべき社会問題です。
また、食事や排せつ、入浴介助など、高齢者の生活リズムに合わせなければならない点や、24時間体制の施設や夜勤が発生する点なども、多忙なイメージを助長しているでしょう。
しかし、近年はICT導入などが急速に進み、業務負担が軽減されつつあります。
人間関係が大変そうなイメージがある
介護の現場ではチームワークが求められることが多く、良好な人間関係の構築が大変そうというイメージがあるでしょう。
入所型や通所型はチームケアが基本ですが、訪問型は一人で業務にあたる場合もあります。
たとえば訪問介護では基本的に一人で利用者のお宅を回るため、施設勤務ほど人間関係を気にする必要はありません。
施設形態を選べば、人間関係のストレスを軽減することも可能です。
介護職の待遇は改善されつつある

- 国が主導する賃金アップ
- 多方面からアプローチされる職場改善
- 手堅いキャリア形成
現在では、上記のように国や自治体、介護事業者が賃金や業務効率化などの面から働きやすい環境づくりに力を入れています。具体的にどのような改善が進んでいるのか、3つのポイントを解説します。
国が主導する賃金アップ
2025年度の補正予算による賃上げ支援や2026年6月に予定されている介護報酬の臨時改定といった、介護業界と他業界の賃金格差を是正する施策が動き出しています。
一定の条件を満たした介護施設に対して補助金が支給されるため、着実な賃金アップが見込めるでしょう。
介護人材の確保は高齢化が進む日本の重要課題です。今後もさらなる待遇改善が実施される可能性は高いといえるでしょう。
2026年度介護職の賃上げについて詳しくはこちら↓
2026年度は介護職が1万円賃上げされる?詳しい内容や今後の流れなどを解説
多方面からアプローチされる職場改善
介護職員の賃金にくわえ、働く環境そのものを良くする動きも活発になっています。
具体的には「介護テクノロジー導入支援事業」によるICT活用や「職場環境改善等事業」を通じたキャリアアップ支援、多様な働き方の推進などがその代表例です。
さまざまな施策から業務効率化、ワークライフバランスなどが整いつつあるため、従来の「多忙で働きにくい」というイメージを払拭する職場環境の整備が進んでいます。
手堅いキャリア形成
介護職は未経験からでも働きながら資格取得を目指せ、ステップアップが可能な仕事です。
現場経験を積めば知識とスキルを身に付けられ、介護のスペシャリストとなることもできるでしょう。
少子高齢化が進む日本では、介護の需要が今後ますます高まります。介護の市場価値は高まり続けることが予想されるため、長く安定して働ける可能性が高い手堅い職業といえるでしょう。
無資格や未経験からの介護職について詳しくはこちら↓
介護職は無資格で働けない?できることできないこと一覧や未経験からの給料など
介護職は「楽すぎ」といわれることもある

- 年齢・経歴問わずキャリアアップ可能
- 残業が少なく働き方も多様
- ノルマや納期がない
介護職は上記のような特徴があるため、ほかの業界と比べて働きやすいといわれることもあります。
年齢・経歴問わずキャリアアップ可能
介護業界は学歴など過去の経歴問わず、キャリアアップの道が開かれています。未経験・無資格から始めても、資格取得や経験の積み重ねで管理職や専門職へのステップアップが可能です。
40代から未経験でキャリアチェンジする方も珍しくありません。
年齢や経験がシビアに見られる職種も多いですが、介護職はある程度年齢を重ねても挑戦できて着実にキャリアを積むことができます。
残業が少なく働き方も多様
介護職は、シフト制で動く現場が多く、業務の引き継ぎタイミングが明確なため、他業種に比べて残業時間が短い傾向にあります。
介護職員の月平均残業時間は9.2時間で、そこまで多い残業時間ではありません。
また、ICT導入や人手不足対策はさらなる残業削減の追い風です。
定時で上がることも可能で、日勤のみや夜勤専従などライフスタイルに合わせた働き方を選べる施設も増えています。
子育て中の方や、プライベートを大切にしたい方などにとっても、働きやすい環境といえるでしょう。
参照:2024介護労働実態調査報告|全労連介護・ヘルパーネット
ノルマや納期がない
通常、介護職は営業職のような売上目標や個人ノルマが設定される職種ではありません。
また、製造業や企画職のように明確な納期に追われる仕事でもないため、成果を数字で評価されるプレッシャーは比較的少ない傾向があります。
そのため「ノルマに追われる働き方が合わない」「数字よりも人と向き合う仕事がしたい」という方にとっては、働きやすいといえるでしょう。
介護職で楽しく働くための施設選び

- 給料重視なら夜勤がある施設へ
- プライベート重視なら通所介護へ
- 丁寧なケアがしたいならグループホームへ
上記は、働く介護施設を選ぶ際の一例です。
施設形態によって働き方や仕事の性質が違うため、自分のライフスタイルや仕事のスタンスなどに合う職場を見つやすいとされています。
楽しく働くために、自分の価値観に合った介護施設を選びましょう。
働きやすい介護施設について詳しくはこちら↓
介護職が働きやすい施設は?介護施設に従事する理学療法士が解説
給料重視なら夜勤がある施設へ
収入を優先したいなら、特別養護老人ホームや有料老人ホームなど夜勤のある施設が有力な選択肢となるでしょう。夜勤に入れば夜勤手当がつき、日勤のみの職場よりも給料の底上げが可能です。
ただし、生活リズムが不規則になる傾向にあるため、体調管理には十分注意しなければなりません。
介護職の職場選びについて詳しくはこちら↓
介護職の職場選びについて│働きやすいポイントや初めての人におすすめの施設など紹介
プライベート重視なら通所介護へ
通所介護は基本的に日勤のみで、定時退勤しやすい点が大きな特徴です。夜勤がないため、家族と過ごす時間や趣味の時間をしっかり確保したい方にも適しているでしょう。
日曜を定休日としている施設も多く、子育て中の方や周囲と休みを合わせてカレンダー通りに生活したい方にとっても働きやすい職場です。
また、入居サービスや訪問サービスに比べると要介護度が高い利用者が少ないため、身体的負担も比較的少ないといえます。
通所介護について詳しくはこちら↓
デイサービス(通所介護)とは?サービス内容や費用、どんな人が対象かをわかりやすく解説
丁寧なケアがしたいならグループホームへ
「丁寧なケア」を大切にしたいなら、グループホームという選択肢があります。
入居者の人数は1ユニット最大9人という少人数性であるため、入居者一人ひとりに深く寄り添ったサポートが可能です。
入居者の性格や生活リズムに合わせた関わりを持ち、きめ細やかなサービスを提供できるでしょう。
グループホームについて詳しくはこちら↓
グループホーム(認知症対応型共同生活介護)とは?入所条件や費用・老人ホームとの違いなど
生活リハビリデイサービス「りふり」は働きやすい!

生活リハビリデイサービス「りふり」は、ワークライフバランスを重視した勤務体系の採用や、上位加算取得による給与水準の底上げ、資格取得支援の充実など、働きやすい環境を整えています。
働き方の多様な理想を叶え、対価をしっかり還元する仕組みを整備し、キャリアアップのサポートも手厚く実施しているのが大きな特徴です。
「やめとけ」といわれる介護職のイメージを払拭し、長く安心して働ける介護職を実現しています。
「介護職はやめとけ」は過去のイメージ!進む賃金・環境改善
「介護職はやめとけ」というイメージは過去のものになりつつあります。国の支援や業界全体の努力により今後も賃金や職場環境の改善が急速に進んでいくでしょう。
介護職は年齢問わずキャリアアップでき、残業やノルマに追われにくい職種です。自分に合った施設を選べば、理想の働き方を手に入れられる可能性もあります。
「やめとけ」といわれていた介護職は少しずつ変化しており、今や手堅いキャリア形成やワークライフバランスの充実が可能な将来性の高い職業といえるでしょう。
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