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2023.6.14

リハビリは意味ない?!効果を感じられない原因と対処法

リハビリは意味ない?

足腰や肩の痛みで、リハビリテーションを受けたけど…これって意味あるの?と効果を疑ったことはありませんか?

効果が出ると期待して受けたリハビリで、思ったような効果が得られないと不安になりますよね。

人が不安に思うのは、「よくわからない」という状態で起こることがあります。

この記事を読むと、リハビリの目的・重要性、リハビリの効果が感じられない原因・対処法のヒントがわかります。

【この記事について】
■効果を感じられない原因
・リハビリテーションの考え方のズレ
・丸投げ思考
■原因への対処法
・リハビリテーションを正しく理解する
・個々の目的にあわせた手段(リハビリ)を活用する

リハビリテーションを正しく理解してリハビリの効果が感じられない原因と対処法のヒントについて、ぜひ最後までお読みください。

リハビリのイメージは?リハビリすれば治るの?

リハビリすれば治るの?

リハビリという言葉を目にして、どんなイメージがわきましたか?言葉で表現すると、「痛みを取り除いてもらう」「専門の人にカラダを動かしてもらう」など出てきます。

このとき、リハビリの考え方のベースには「痛みがゼロになる」ことが主の目的、第三者に「~してもらう」という丸投げ思考。

上記の考え方が根底にあると、リハビリを受けても痛みがゼロにならない場合「リハビリは意味ない!」「効果を感じられない!」という思考になってしまいます

リハビリの目的

リハビリの目的を考えたとき、そもそもの語源について調べてみました。

リハビリの語源は、『ラテン語のre(再び)+hadilis(適した)すなわち「再び適した状態になること」「本来あるべき状態への回復」』
(引用:人体の構造と機能および疾病 「リハビリテーションの定義・目的」)

本来のリハビリテーションとは、心とカラダが生活する上で最も適した状態になるための手段を提供することを目指しているのです

リハビリの目的を正しく理解することは、リハビリを受けるために大切なことなのです。

カラダの使い方を見直す

損傷や炎症の他に、間違ったカラダの使い方をして痛みを生じることがあります。

「痛みをゼロ」にする視点から、カラダの使い方を見直して「痛みが出にくい」カラダづくりを目指すことをおすすめします。

カラダの動かし方・使い方、正しい姿勢・歩き方、呼吸法などを身につけることで「痛みの出にくい」カラダに近づけます。

痛みの緩和

痛みがあると、おっくうになり動きたくなくなりますよね。

しかし、長時間カラダをそのままにしておくと、筋肉が弱くなり、関節がカチコチに固まることも…。

上記のようなカラダの痛みに伴う諸症状を緩和していくのもリハビリの目的のひとつです。

状態に合わせた日常生活・社会生活の維持

リハビリの目的には、家庭生活において日常生活動作(activities of daily living ;ADL)を少しでも自立して、気持ちよく行うことが含まれます。

また、介護の量を軽くして生活の質( quality of life;QOL)を向上するなどもリハビリの目的です。

日常生活動作(ADL)とは、歩行、食事・着替え・排泄・入浴など日常生活を送るうえで必要な動作のことです。

生活リハビリは、この動作を自ら行えるようにサポートしているのです。

生活リハビリについて詳しくはこちら↓
生活リハビリとは?特徴や介護職が行う内容・効果を解説!受けられる施設も紹介

リハビリは治すことだけが目的ではない

自分らしく本来あるべき状態へ

今までお伝えしてきたように、「痛みをゼロにする」「痛みを取り除く」などの「完治」だけを目的としてしまうと、痛みがゼロにならないからリハビリは意味がない、効果が感じられない…という思考になってしまいます。

上記のように「完治」を目指すと捉えられがちのリハビリテーションですが、ここでは自分らしく心とカラダが生活する上で最も適した状態になることを大切にし、目的としています。

効果的なリハビリに必要なこと

効果的なリハビリに必要なこと

効果的なリハビリにつながるためのポイントは2つ!

リハビリテーションの正しい理解

繰り返しになりますが、リハビリテーションは心とカラダが生活する上で最も適した状態になるための手段を提供することを目的としています。

リハビリを正しく理解することで、取り組み方や思考も変わり結果として効果が期待できるのです。

モチベーションの維持

リハビリを継続するためには動機づけ・モチベーションの維持はとても大切です。

モチベーションが低下すると、リハビリする意欲が低下し、モチベーションの有り無しは、リハビリの進み具合にも大きく影響します

そもそも、動機づけ(モチベーション)とは、「心理学で生活体に行動を起こさせ、目標に向かわせる心理学的な過程をいう。内的要因と外的要因の相互作用で成立する(引用:goo辞書)」という意味です。

モチベーションを維持するためにできることは、相手の行動自体を認めて伝える「承認」です。
人はだれしも多かれ少なかれ承認欲求があるからです。

人から承認されると、行動する力が高まり結果、モチベーションの維持につながると考えられます。

その他には、リハビリをする目的・目標を明確にすることで、モチベーションの維持につながることがあります。

例えば、 足を怪我して歩行訓練のリハビリを受ける場合。

歩けるようになったらお孫さんと一緒にお散歩にいきたいという目標を明確にすることで、モチベーションの維持につながります。

さらに、専門家の適切な指導・励ましや、同じような仲間との交流などもモチベーションの維持に有効です。

【りふり】効果と満足度の高いリハビリティサービスを提供

生活リハビリに特化した居心地のいいデイサービス

【生活リハビリティサービス りふり】は、人と健康と笑顔をつなぐあたらしいコミュニティです。一人ひとりに寄り添い、健康や体力づくりのためのサポートを行っています。

りふりは、身体機能の回復と日常生活の向上を目指す「生活リハビリ」に特化したデイサービスです。

生活リハビリは「歩く」「食事をする」「着替える」「トイレに行く」「入浴する」など生活する上で行う動作全般を「リハビリ」と捉えています。

カラダの状態を維持・向上して日常生活動作を自らの力で行えるように働きかけていくリハビリのことです。

★りふり施設長のお話★ 痛みの影響で手が上がらない後期高齢者さんのリハビリについて考えてみましょう。 「ひとりで食事がとれるようになりたい」か「洗濯物干しなどを含む身の回りのこと全てを自分でできるようになりたい」かによって、腕を上げる可動域が異なります。 ひとりで食事を口元まで運ぶことを目標にした場合、洗濯物干しの動作である頭より高く腕を上げるほどの可動域を広げる必要はなく、この場合バンザイをするような動きは苦痛でしかありません。 これでは、独りよがりなリハビリ提供となってしまいます。 りふり専門スタッフは、上記の独りよがりな対応ではなく、一人ひとりに寄り添い利用者様の目標を設定し適切なリハビリを提供しています。

りふりの特徴は要支援・要介護認定の方へ、短時間から長時間利用まで幅広いニーズに対応します。

一人ひとりに応じてメニューを組み立てるオーダーメイドは、経験豊富な理学療法士によるきめ細やかで質の高いリハビリを提供しています。

⇒生活リハビリデイサービス りふり

リハビリの主役はあなた!りふりがサポートします

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【まとめ】
リハビリは意味ない!効果が感じられない原因として
・リハビリの考え方のズレ
・~してもらうという丸投げ思考
対処法として
・リハビリを正しく理解する
・個々の目的に合わせたリハビリを活用する

リハビリは、痛みをゼロにするのではなく、利用者の心とカラダが生活する上で最も適した状態になるための手段を提供すること

リハビリの主役はあなたです。

りふりは、きめ細かいメニューで適切なリハビリをご提供いたします。




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