認知症予防に効果が期待できる脳トレ8選
「認知症予防に脳トレが良いと聞いたけど、どれがおすすめ?」
「今からでもできる脳トレを取り入れたい」
と、気になっている方のために、認知症予防に効果が期待できる脳トレを、厳選して8選ご紹介します。
一人ですぐできるゲームもあるので、日々の生活に脳トレを取り入れたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
認知症予防の脳トレで注意すべきこと
- 低下している認知機能を鍛えるトレーニングをする
- 習慣化できる脳トレを選択する
認知症予防で脳トレを取り入れる際には、低下している機能を強化できるメニューを習慣的に取り入れることが大切です。
低下している認知機能を鍛えるトレーニングをする
- 判断力
- 注意力
- 記憶力
- 計算力
- 遂行力
- 空間認識力
上記のような認知機能は、年齢を重ねると鈍ってきます。強化したい認知機能に合った脳トレを取り入れましょう。
ただし、脳トレをすると幅広い脳の機能を刺激する効果が期待できます。
そのため、厳密に特定の認知機能に焦点を当てなくても、全体的な脳活性化を促進できるでしょう。
脳トレを選ぶ際の参考程度に考え、楽しめるゲームから始めてみてください。
習慣化できる脳トレを選択する
- ルールがシンプル
- 達成感を感じられる
- 準備が少なくすぐスタートできる
日常生活の一部としてさりげなく取り入れる必要があるため、上記の条件で選ぶのがおすすめです。
認知症予防としての脳トレは、継続が大切です。無理なく気軽に続けられるものを選びましょう。
何度やっても達成できないほど難しい脳トレは楽しさを感じられず、習慣化できない可能性があります。
また、生活に取り入れやすいように、思い立ったらすぐに取り組める準備が少ない脳トレを選びましょう。
適度にリラックスしながら取り組むことで、長期間続けられる習慣になります。
認知症予防について詳しくはこちら↓
認知症予防の方法紹介!発症や進行を遅らせて長く元気でいるためには
認知症予防に効果が期待できる脳トレ8選
認知症予防に効果が期待できる脳トレを8つ選定しました。簡単に出来そうなゲームから始めてみましょう。
ソリティア
ソリティアは、トランプの各マーク(4種類))ごとにA(エース)からK(キング)まで番号順に並べるゲームです。
ソリティアでは、ルールに沿ってカードを並べることで、判断力や注意力が鍛えられます。
表向きのカードや山札から引いたカードをすばやく確認し、次の行動を決定するために必要な情報を視覚的に把握するので、注意力が鍛えられるでしょう。
また、複数のカードの動きや配置を同時に考慮する必要があります。マルチタスクをこなしていると、判断力の向上も期待できます。
カードの位置や動きを常に把握し、最適な行動を選択する過程で、認知機能が自然と鍛えられるでしょう。
麻雀・将棋・オセロ
麻雀や将棋、オセロは複雑なルールや戦略を必要とするため、さまざまな認知機能を総合的に鍛える効果が期待できます。
麻雀は、配牌や捨て牌を記憶し、他のプレイヤーの手牌を推測する必要があります。
また、リーチや役満の可能性を見逃さないためには、全プレイヤーの動きを注意深く観察する注意力が必要です。
点数計算や役の組み合わせを素早く判断することで、計算力が養われるでしょう。
将棋は、一手ごとの選択が勝敗に直結するため、常に最善手を考えたり、相手の動きを先読みする判断力が求められます。
オセロは、駒の配置を予測しながら自分の有利な位置を見極めるため、総合的な判断力や注意力が必要です。
また、優位な配置をとるために一時的にコマ数を少なく取るといった戦略が必要なため、計算力も鍛えられるでしょう。
相手の次の一手を先読みしたり、相手の攻めに対抗したりする行為により、脳を活発に働かせる効果が期待できます。
間違い探し
- 複数の同じ絵の中からいくつかの違いを探し出す
- 正しいイラストを見た後に、もう1枚のイラストを確認して違いを見つける
上記が、間違い探しの主なパターンです。
間違い探しではまず、記憶力が鍛えられます。片方の画像の細部を記憶し、それをもう一方の画像と比較する必要があるため、短期記憶の強化が期待できます。
また、画像のほんの少しの違いを、間違いであるか認識するためには、判断力が必要です。
特に、すぐに見つかる違いの後に、難易度の高い違いを見つける際に、頭がフル回転しているのを感じられるでしょう。
似ている画像をじっくりと見比べ、細部にいたるまで集中して観察するため、注意力の強化も期待できます。
パズル
- ジグソーパズル
- クロスワードパズル
- ナンバーパズル
パズルには種類があり、ルールや必要な能力が異なります。
ジグソーパズルは、端のピースを探して枠を作り、その後に中のピースを埋めていくため、計画力が養われるでしょう。
完成図を参照する過程で、目的に向かって作業を遂行する能力も鍛えられます。
クロスワードパズルでは、覚えた単語やヒントを活用して解答を埋めていきます。
ナンバーパズルでは、数字の配置を記憶し、次の動きを考える必要があります。
短期記憶と長期記憶の両方が刺激されるので、記憶力の維持がサポートされるでしょう。
神経衰弱
神経衰弱は、カードが裏返しに並べられた中から同じペアを見つけ出すゲームです。めくられたカードの位置や柄を覚える必要があり、記憶力が刺激されます。
カードの配置を視覚的に把握するため、空間認識力アップにも役立つでしょう。
ペアカードを集める過程で、めくるカードを計画し、間違えた場合には再度挑戦する遂行能力も必要です。
神経衰弱はルールがシンプルで、誰でもすぐに始められる点も魅力です。特に認知症予防としては、日常的に取り入れやすいゲームといえるでしょう。
オンラインやスマホアプリもあるので、複数人が集まりにくい環境でも楽しめます。
ナンプレ
ナンプレ(数読)とは、数独は1~9の数字が全て入る3×3のマス目が9つ集まった9×9のマス目に、縦横全てに1~9が入るように数字を埋めていくパズルです。
ルールはシンプルですが、解く過程で脳をフルに活用します。
ナンプレを解く際には、数字の位置関係や配置を考えながら進めるため、論理的思考力が求められます。
マスが埋まって完成すると、達成感も感じられるでしょう。
ナンプレは、雑誌や新聞に掲載されていることも多いです。見かけたらチャレンジしてみてください。
専門の書籍もあるので、ゲームが気に入ったら購入してみるのもおすすめです。
後だしじゃんけん
後出しじゃんけんは、後出しで勝つ、負ける、またはあいこにすることをあらかじめ指定し、相手の手を見てから自分の手を出すゲームです。
相手の動きを見逃さないように注意を払い、自分の手を出すタイミングを逃さない瞬発力が必要です。
一般的なじゃんけんと同じく、手を使う後出しじゃんけんが一般的ですが、脚や腕、口でポーズを決めると、より脳が刺激されるでしょう。
また、ゲームの進行中に瞬時に指示を理解し、ルールに沿って反応することで、記憶力と判断力も強化されるでしょう。
上海ゲーム
上海ゲームは、麻雀牌を使ったパズルゲームです。麻雀牌がタワー状に積み上げられていて、同じ絵をペアにして消していくルールです。
同じ絵柄の牌を探し出すために、牌の位置とデザインを覚える必要があるため、記憶力が刺激されます。
また、視覚的なパターン認識能力が向上し、空間認識力の強化につながるでしょう。
さらに、ゲームを進めるには戦略的な思考と問題解決能力が求められます。複数の選択肢を検討し、最善の手を考えることで、遂行機能も鍛えられます。
たとえば、複雑なレイアウトの牌をすべて取り除くためには、先を見越した計画が必要です。
脳の多様な領域が刺激され、認知機能の向上が期待できます。
ひとりでも遊べるアプリがおすすめ
- 大人の脳トレ!ぴたぽん
- みんなの脳トレ〜脳年齢がわかる脳トレ、脳の若返りドリル〜
上記2つは、りふりで実際に取り入れている無料アプリです。
ぴたぽんは、パズルをはめるだけのシンプルなルールで、幅広い年齢層が楽しんでいます。
みんなの脳トレは、6種類の脳トレがあるので、自分の好きなゲームを選んで挑戦できます。
認知症予防の脳トレを日常的に取り入れるには、オンラインアプリの利用がおすすめです。
アプリはゲームの種類も豊富で難易度調整もできるので、飽きることなく続けられます。
麻雀や神経衰弱のような、本来グループで楽しむゲームも、アプリには一人で楽しめる設定があります。
一人暮らしや家庭の事情によりグループで集まる機会をなかなか持てない方は、アプリゲームを取り入れてみてください。
「大人の脳トレ!ぴたぽん」アプリのダウンロードはこちら↓
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「みんなの脳トレ〜脳年齢がわかる脳トレ、脳の若返りドリル〜」アプリのダウンロードはこちら↓
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脳トレは自分に合ったゲームを無理なく取り入れよう
認知症予防のための脳トレは、判断力や注意力、記憶力、空間認識力など、さまざまな認知機能を鍛えるサポートになります。
鍛えたい機能に合ったゲームを選ぶと、脳を使った達成感も感じられ、楽しみながら続けられるでしょう。
りふりでも、アプリやグループワークを使った脳トレを取り入れており、余暇活動に楽しんでいます。
大切なのは、自分が楽しいと思えるトレーニングを習慣化させることです。
継続することで、脳の活性化が促進され、認知機能の改善や維持が期待できます。
日常生活に取り入れやすい脳トレを選んで、心身の健康を維持しましょう。
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