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2024.2.26

デイサービスの送迎について|注意点や家族不在時の対応やどこまで送ってくれるか解説

デイサービスの送迎について|注意点や家族不在時の対応やどこまで送ってくれるか解説

「デイサービスの送迎は、どこまで送ってくれるの?」

「家族が不在の場合、デイサービスの送迎ではどう対応しているのかな?」

など、デイサービスの送迎について詳しく知りたい方のために、送迎時の対応をわかりやすく解説します。基本的な発着地や家族が不在だった場合などについて紹介しているため、ぜひ参考にしてください。

デイサービスの送迎はどこからどこまで?

デイサービスの送迎はどこからどこまで?

デイサービスの送迎は、自宅と施設間の移動をサポートするサービスです。施設によっては福祉車両を完備し、車いすのまま乗降できるところもあります。

自宅に送る際は、利用者が「居宅に帰着し安全な状態と認められるまで」がサービス内容です。送迎範囲は施設によって異なりますが、一般的には片道約30分が目安です。送迎エリア対象外の場合は、事業所に確認してみましょう。

また、家族による送り迎えも可能です。施設と相談して通いやすい方法を選択しましょう。

送迎サービスの料金は、往復1回約100円で、デイサービスの利用料に自己負担分として含まれています。家族が送り迎えする場合は、利用料から差し引かれるでしょう。事業所から自宅が近い利用者は、スタッフが徒歩で付き添って送迎することもあります。この場合は、送迎サービスを利用していることになり、送迎サービス料が必要です。

デイサービスの送迎は家族不在でも可?

デイサービスの送迎は家族不在でも可?

送迎時に家族が不在の場合、施設によってその対応方法が違います。

家族が不在でも送迎が可能というケースはありますが、玄関までしか対応しないという施設もあるため、利用者の身体状況によっては安全面から対応できないという場合もあります。

どうしても、用事があり家族が不在になってしまう場合には、事前に施設に相談してみましょう。また、急に不在になる場合でも、必ず施設に連絡してください。在宅しているはずの家族が不在だった場合には、確認がとれるまでは送迎出来ない可能性があります。

デイサービス送迎時の居宅内介助サービス

デイサービス送迎時の居宅内介助サービス

送迎時、居宅内介助サービスを受けられる可能性があります。居宅内サービスの内容や利用条件を見てみましょう。

居宅内介助サービスとは?

居宅内介助サービスとは、デイサービスの利用者がデイサービスへ向かう前や家に帰ってきた際、居宅内での介助を受けられるサービスです。

内容は、着替え、ベッドや車椅子への移乗、戸締りや窓の施錠、室内の電気の点灯や消灯などです。利用者が自分の部屋まで移動が難しい場合には、スタッフに手伝ってもらえます。また、認知症のある方で家族がいない場合には、更衣や施錠もサービス対象になります。

このサービスのおかげで、家族が不在でもデイサービスを利用がしやすくなりました。ただし、居宅内介助の所要時間は30分以内が原則なため、注意してください。

居宅内介助サービス利用条件

  • 居宅内介助サービス提供のデイサービスを利用
  • ケアプランに記載されている

居宅内介助サービスを利用するには、居宅内介助サービスを提供しているデイサービスを利用、かつ、ケアプランに居宅内介助サービスが必要である旨が記載されている必要があります

居宅内介助サービスは提供していないものの、「ベッドへの移動介助程度のサポートはしている」というデイサービスもあり、送迎前後の支援は施設によってさまざまです。しっかり30分以内の居宅内介助サービスを利用したい場合は、デイサービスを選択する際に確認しましょう。

また、ケアプランに記載がない場合は居宅内介助サービスを利用できません。必要があればケアマネジャーと相談し、ケアプランを作成してもらいましょう。

デイサービス送迎の注意点

デイサービス送迎の注意点
  • 基本的に自宅以外はNG
  • 転倒等の事故に注意する

デイサービス送迎は、利用者の日常生活の一部です。そのため、利用する際には注意しないといけません。

基本的に自宅以外はNG

デイサービスの送迎サービスは、利用者の安全や利便性を考えて自宅と事業所の間の直行直帰が原則です。そのため、途中で他の場所に寄ったり、自宅以外の場所で降りたりすることはできません。たとえば、駅や病院、スーパーなどの場所に送迎することはできないということです。

もちろん、利用者や家族の事情によって、自宅以外の場所に送迎しないといけない場合もあります。その場合は、事前に事業所に相談して、許可を得てください。しかし、これはあくまで例外的なケースで、基本的には自宅以外の送迎はNGであることを知っておきましょう。

転倒等の事故に注意する

送迎時は転倒などの事故が起こる可能性があります。

車の乗降時や家族の送り出し・迎え入れ時は、特に注意が必要です。介助を交代する時に、転倒事故が起きやすくなっています。スタッフと家族の介助交代がスムーズに行われるようにしましょう。

移動する足元や周囲の環境に注意し、滑りやすい床や段差、散らかった物などがないか確認しましょう。居宅と送迎車間の移動の時に、砂利道や階段、段差で危ない場合には杖などの補助具を使用するのもおすすめです。

りふりは不測の事態にも安全を第一に考えて臨機応変に対応!

りふりは不測の事態にも安全を第一に考えて臨機応変に対応!

りふりでは、安全のために送迎表を使用しています。送迎表には、利用者さまの部屋番号や鍵の場所、薬の有無、訪問ヘルパーさんの予定などを記入し、細かい情報を管理しながら安全に送迎できる環境を整えています。

一人暮らしの方で介助が必要な場合でも、ケアプランに従って、ベッドへの移乗介助などを行います。

送迎時にいつもいるはずの家族が不在だった場合は、利用者の身体状況などを考慮しつつ施設や家族と密に連絡をとり、安全を最優先して臨機応変に対応いたします。

自宅と施設を安全に移動するための送迎サービス

デイサービスの送迎サービスは、福祉車両などの自動車、あるいは徒歩で利用者の自宅と施設間の移動をサポートします。

送迎前後は利用者の家族による送り出しや迎え入れ、利用者が依頼している訪問ヘルパーさんによるサポートなど、利用者の家庭環境や身体状況などによってさまざまです。急な用事で家族が不在になるといったいつもと違う事象が起こる際は、施設に連絡して相談する必要があります。

送迎時に仕事などで常に家族がいなかったり独居であったりする場合、戸締りや着替えなどを支援してもらえる居宅内介助サービスを利用できる可能性があるでしょう。ケアプランに記載されており、居宅内介助サービス提供のデイサービスを選択すれば利用できます。

りふりの送迎サービスは利用者の情報が細かく記載された送迎表を使用して、安全な送迎サービスを提供しています。家族が急に不在となった場合も、施設や家族と密接に連絡をとり、利用者の安全第一に考えて時と場合に応じて対応しています。




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