デイサービス選びに迷っている方必見!種類・特徴・サービス内容・選択のポイントを解説
デイサービス選びに迷っていませんか?
日中に施設に通って生活介護を受けられるデイサービスは、利用する方はもちろん、そのご家族にも非常に助かる介護サービスです。
しかし、デイサービスにはいくつか種類があり、それぞれ特徴やサービス内容が異なります。
ご自身に合った施設を選ぶためには、まずはデイサービスの特徴を知ることが大切です。
この記事では、デイサービスの種類とそれぞれの特徴、サービス内容などをご紹介しています。
また、デイサービス選びのポイントについても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
【記事の内容】
- デイサービス(通所介護)とは
- デイサービスの種類とそれぞれの特徴、サービス内容
- デイサービス選びのポイント
デイサービス(通所介護)とは?
- デイサービスの特徴
- デイサービスの対象者
- デイサービスの費用
- デイケアとの違い
日中に施設に通って生活支援を受けられるデイサービスは、今や多くの方が利用しています。
送迎サービスなどもあることから、利用する方はもちろん、そのご家族の介護の負担の軽減にもつながります。
まずは、デイサービスとはどのような施設なのかを知るために、特徴や対象者、費用についてチェックしておきましょう。
デイサービスの特徴
デイサービス(通所介護)は、施設に通って生活介護を受けられる介護サービスのことをいいます。
介護が必要な方の身体機能の維持・向上をはじめ、自立した生活を送れるように支援することを目的としてサービスが提供されています。
サービスの内容は、食事や入浴、レクリエーション、機能訓練など、施設によってさまざまです。
日中に施設で過ごし介護士に生活支援をしてもらえることから、利用者ご本人はもちろん、そのご家族の負担も軽減されます。
デイサービスの対象者
対象者 | 利用日数目安 |
要介護1~2 | 週3~4回 |
要介護3~4 | 週4~5回 |
要介護5 | 週6回 |
デイサービスの対象者は、要介護1~5の認定を受けている方です。
要介護認定を受けるには、地域包括支援センターにて申込みをします。
その後、介護レベルなどをチェックし、要介護度が決定されます。
また、要介護度によって利用日数の目安が異なります。
要介護1~2の方は週3~4回、要介護3~4の方は週4~5回、要介護5の方は週6回が目安です。
最終的には、ご本人の状態や希望を踏まえた上でケアマネジャーと相談して決定します。
デイサービスの費用
要介護認定を受けていると介護保険が適用され、費用は1~3割負担となります。
通常料金が一日5,000円であれば介護保険適用で500~1,500円に。
1日1,000円前後で、食事や入浴、レクリエーション、送迎など、さまざまな介護サービスを受けられるのは非常にお得です。
ただし、施設によってはおむつ代やレクリエーション費用などが自己負担となっている場合もあるので事前に必ず確認するようにしましょう。
デイケアとの違い
デイサービス (通所介護) | デイケア (通所リハビリ) | |
特徴 | 生活支援が中心 | 医療的ケアが中心 |
適用保険 | 介護保険 | 医療保険 |
対象者 | 要介護1~5 | 要支援1.2 要介護1~5 |
デイサービス(通所介護)とデイケア(通所リハビリ)の違いは、支援の特徴と適用保険にあります。
デイケア(通所リハビリ)は、施設に通って介護支援やリハビリ支援を受けられる医療保険のサービスです。
施設には看護師が常駐しており、健康チェックや医療ケアを受けられます。
対象者は要支援1.2、要介護1~5の方です。
一方のデイサービスは、介護保険のサービスで生活支援が中心となっています。
主に介護士が生活支援を行い、医療的なケアは受けられません。
対象者は要介護度1~5の方です。
詳しい内容や選びのポイントは以下の記事へ↓
『デイサービスとデイケア | どっちを選んだらいいの?違いと選び方を解説』
デイサービスの種類とそれぞれの特徴、サービス内容
- 一般的なデイサービス
- 地域密着型デイサービス
- 認知症対応型デイサービス
- リハビリ特化型デイサービス
- 療養型デイサービス
デイサービスはいくつか種類があり、それぞれ特徴やサービス内容が異なります。
ご自身に合ったデイサービスを選ぶためにもそれぞれの内容をチェックしておきましょう。
一般的なデイサービス
一般的なデイサービスは、利用者数が19名以上の施設です。
サービスは生活支援が中心であり、食事や入浴、レクリエーションなどが実施されています。
比較的人数が多いため、コミュニケーションが取りやすくにぎやかな雰囲気が特徴的です。
地域密着型デイサービス
地域密着型デイサービスは、18名以下の小規模のデイサービスです。
サービスは生活支援が中心となっており、食事や入浴、散歩、レクリエーションなどを提供しています。
事業所によっては民家を利用していることも多く、少人数でアットホームな雰囲気が特徴的です。
地域密着型のため、デイサービスの所在する地域に住んでいる方が利用対象となります。
認知症対応型デイサービス
認知症対応型デイサービスは、認知症の方を対象としたデイサービスです。
サービスは生活支援が中心となっており、認知症特有の症状にもきめ細やかに対応をしてくれます。
認知症の診断を受けており、そのデイサービスの所在する地域に住んでいる方が利用できます。
リハビリ特化型デイサービス
リハビリ特化型デイサービスは、リハビリを中心としたデイサービスです。
一般的なデイサービスでは、レクリエーションの一環として集団体操を実施するケースはありますが、本格的なリハビリは行いません。
一方、リハビリ特化型デイサービスでは、生活支援に加えて、個々に合わせた筋力トレーニングや歩行訓練などを受けられます。
療養型デイサービス
療養型デイサービスは、医療ケアが必要な方を対象としたデイサービスです。
施設には看護師が常駐または訪問看護ステーションと提携しているため、持病を持った方も安心して過ごせます。
サービスは主に生活支援で、食事や入浴、レクリエーションなどを受けられます。
デイサービス選びのポイント
- 各デイサービスの対象者
- 施設の規模と人数
- サービスの内容
- 施設の雰囲気
- 一日のスケジュール
- 営業日時
各デイサービスによって対象者やサービス内容、施設の雰囲気などは異なります。
以下でご紹介するポイントをおさえた上でご自身に合ったデイサービスを選ぶようにしましょう。
各デイサービスの対象者
デイサービスを選ぶ際には、まずは対象者を確認しましょう。
デイサービスは、基本的には要介護1~5の方が対象ですが、特化している内容によって対象者が限定されるので注意が必要です。
例えば、認知症特化型のデイサービスの場合は、認知症の診断を受けていることが条件となります。
また、療養型デイサービスは医療ケアが必要な方のみ対象です。
このように、施設の種類によって対象者が限定されるため、事前に必ず確認しておきましょう。
施設の規模と人数
デイサービス選びでは施設の規模と定員数は必ず確認しておきたいポイントです。
各デイサービスでは必ず定員が決められています。
一般的なデイサービスでは、19名のところもあれば、25名以上の大人数を定員としているところもあります。
大人数の施設は、コミュニケーションが活発でにぎやかな雰囲気が特徴的です。
社交的でにぎやかな雰囲気を好む方に適しているでしょう。
しかし、人と接することが苦手な方や静かな環境を好む方には向いていません。
利用されるご本人の性格を踏まえた上で施設の規模を選択することが大切です。
サービス内容
自分に合ったデイサービスを選ぶ上でサービス内容は大切な要素です。
基本的には食事や入浴などの生活支援が中心ですが、レクリエーションの内容やおやつの有無などは施設によって異なります。
また、送迎サービスがない場合もあるので、細かいサービス内容をみて、利用しやすいデイサービスを選ぶようにしましょう。
施設の雰囲気
デイサービス選びの際には、実際に施設に足を運んで雰囲気を確かめるのが理想的です。
各施設で内装や一日スケジュール、スタッフや利用者様の雰囲気は異なります。
自分に合わない環境で過ごすのは楽なことではありません。
デイサービスを選ぶ際には、サービス内容に加えて、必ず雰囲気もチェックするようにしましょう。
一日のスケジュール
一日のスケジュールは過ごしやすさを判断する大切なポイントです。
各施設では一日のスケジュールが決められており、基本的には集団で動きます。
体操や食事、散歩、おやつ、レクリエーションなど、一日の過ごし方がご自身に負担がないかを確認しましょう。
営業日時
営業日時でご家族の予定も変わってくるため、必ず確認しておきたいポイントです。
営業時間は9:00~17:00の終日営業の施設もあれば、半日のみのところもあります。
また、休日も異なるので必ず事前にチェックしておきましょう。
生活リハビリデイサービスりふりの紹介
生活リハビリデイサービスりふりは、生活リハビリに特化したデイサービスです。
経験豊富な理学療法士が、利用者様おひとりお一人のお体の状態と目標に寄り添いながらリハビリを行っています。
施設では、ご利用者様をはじめ、そのご家族、スタッフも笑顔になれるような居心地のよい環境作りを心掛けています。
要介護1~5の方をはじめ、要支援1.2の方の利用も可能です。
生活リハビリデイサービスりふりについて詳しくはこちら↓
生活リハビリデイサービスりふり公式HP
自分に合ったデイサービスを選ぼう!
施設に通って生活支援が受けられるデイサービスは、介護が必要な方にもそのご家族にも助かるサービスです。
しかし、デイサービスにはいくつか種類があり、対象者が異なるため、事前に内容を確認しておく必要があります。
ぜひ、今回ご紹介した選びのポイントも踏まえて、ご自身に合ったデイサービスを探してみてください。
出来れば施設を見学して雰囲気などをチェックしておけるとより安心です。
また、どの施設がよいか判断がつかない方はケアマネジャーに相談してみてください。
ケアプランや希望を踏まえて適したデイサービスを紹介してもらえるでしょう。
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