高齢者に人気の習い事と選び方を解説|80代でも趣味が見つかる!
「高齢者におすすめの習い事は何?」「80代のおばあちゃん、何もすることがないから困ってる」といった悩みをお持ちではありませんか?
高齢者の自宅での過ごし方を充実させるために、新たな習い事を勧めたいけど何を勧めるべきなのか分かりませんよね。
習い事を始めても、本人が楽しめない、家族の負担が大きいなどの理由で継続できなければ状況を悪化させる可能性があるので、事前に選び方を把握しておきましょう。
その人に適した習い事を取り入れることで、高齢者本人はもちろん、その家族にも良い影響をもたらします。
この記事では高齢者が習い事をするメリットや、習い事を選ぶポイントや習い事の人気ランキングに関する情報を提供します。
高齢者の習い事は認知症予防や家族の負担軽減などに◎
- 認知症予防ができる
- 体力の低下を防ぐ
- 新たな生きがいを見つけられる
- 自宅で充実した時間を過ごせる
- 家族の時間も増える
- 家族の介護負担が減る
- 高齢者が社会と繋がれる
最近、60代〜80代のシニア世代の間では「何もすることがない」という時間を減らすために、新たに習い事を始める人が増えているようです。
高齢者が習い事を始めると、本人の認知症予防や体力低下を防ぐだけでなく、その家族の負担が減るなど、本人とその家族にとってメリットがたくさん挙げられます。
また、習い事を始めたことで自宅での過ごし方が変わり、以前より健康的になったという人も少なくありません。
高齢者の家族にとって何よりも嬉しいのは、高齢者が健康的で元気に生活することでしょう。
習い事は高齢者の人生を豊かにするだけでなく、周りの人たちにとっても沢山のメリットをもたらすのです。
高齢者が習い事を選ぶ3つのポイント
- 本人が楽しく取り組めるか
- 介助なしで行えるか
- 経済的に問題なく継続可能か
せっかく習い事を始めても、本人が楽しめない、経済的負担が大きいなどの理由で継続できなければ、反対に負担が増えてしまう可能性もあります。
そういったことを防ぐために習い事を選ぶポイントを解説していきます。
本人が楽しく取り組めるか
- 元々趣味だったものを再開する
- 趣味や得意なことに関連するものを選ぶ
- 挑戦してみたかったことを始めてみる
何よりも重要なのは、高齢者本人が興味を持って楽しく取り組めるかどうかです。
元々趣味だったものを再開してみたり、趣味や得意なことに関連するものを選んだりすると良いでしょう。
例えば、絵や字が得意な人は絵画や習字、音楽が好きな人ならカラオケやギター、運動が好きな人はスポーツやスポーツ観戦などが始めやすいかもしれません。
他にも挑戦してみたかったことがあれば、それを新たに始めてみるのもおすすめです。
介助なしで行えるか
- 送迎が発生しないもの
- 毎回見守りや介助が必要にならないもの
高齢者本人が楽しめる習い事でも、その家族の負担が大きくなるのであれば継続できません。
習い事を始める前に、送迎が発生しないか、毎回見守りや介助が必要にならないかを必ず確認しましょう。
確認せず習い事をスタートしてしまうと、本人の新たな楽しみを無くさなければならない状況を作ってしまい、お互いにストレスとなる可能性があります。
習い事を始める前に、本人が自立して行えるかどうか必ず確認しましょう。
経済的に問題なく継続可能か
- レッスン代
- 道具代
- 交通費
- 交際費
など
習い事やそれに関する費用は、習い事を始める前に確認すべきポイントです。
本人が楽しめる習い事だとしても、経済的な負担が大きくなるようであれば継続が難しくなります。
レッスン代や道具代だけでなくそれに付随する交通費や交際費など、想定できるものは全て計算して、経済的に継続できるかどうか家族で話し合いましょう。
高齢者に人気の習い事ランキング
- 語学
- 音楽・楽器
- スポーツ
- 文化系
- パソコン・オンラインサービス
高齢者に人気の習い事を調査してランキングにしました。
上位1位〜5位までの習い事の特徴を紹介します。
1位.語学
シニア世代から特に人気なのは「語学」です。
揃える道具や身体的負担が比較的少なく、自宅でも行える手軽さが人気の理由です。
「海外ドラマを吹き替えなしで見たい」、「海外旅行で現地の人と話してみたい」などの思いをきっかけに、始める人も増えています。
英語はもちろん、最近では韓国語や中国語などアジア圏の講座も人気が高いようです。
語学教室では「高齢者向け講座」も増えており、高齢者も気軽に始められる環境が整っています。
語学を始めると学習やコミュニケーションの機会が増えるので、脳の活性化による認知症予防などが期待できるでしょう。
自己学習であればベットの上でも行えるので、体力に不安のある人や身体的制限がある人にもおすすめの習い事です。
2位.音楽・楽器
次に高齢者から人気が高いのは「音楽・楽器」です。
元々音楽好きだった人だけでなく、新たにチャレンジする人も増えています。
ピアノやお琴などの楽器演奏や、歌を習ってカラオケを趣味にする人も多いようです。
音楽教室に通って技術を極める人、地域の音楽団に入り地域の演奏会に参加するという目標を立てる人など、楽しみ方が幅広いのも人気の理由です。
楽器は費用が高いという理由で習い事にするのを諦めてしまいがちですが、小型の電子ピアノやウクレレなど、数千円〜1万台で購入できる楽器も沢山あります。
音楽や楽器は、人との共通点を増やしたり、気分を落ち着かせる効果が期待できるので、新たなコミュニティが欲しい人やリラックスできる手段を作りたい人におすすめです。
3位.スポーツ
- ヨガ
- 社交ダンス
- ジムトレーニング
- 水泳
運動好きなシニアからはスポーツ系の習い事が人気です。
スポーツと言えば、体力のあるパワフルな人しかできないと思われがちですが、ダンスやヨガなど体力維持を目的としたスポーツであれば、自分のペースで気楽に楽しめます。
最近は、生涯に渡って様々な形でスポーツと関わりを持つ「生涯スポーツ」に積極的に取り組んでいる高齢者も増えており、生涯スポーツの頂点を決める国際大会も開催されているようです。
スポーツは体力・筋力維持の効果があるだけでなく、良い気晴らしにもなるので、心身共に良い効果が期待できるでしょう。
また、スポーツは年齢を超えた様々な出会いがあるので、他者とコミュニケーションの場を増やす機会にもなります。
運動好きな人はもちろん、気分転換できる場やコミュニケーションの場を作りたい人におすすめです。
4位.文化系
- 書道
- 俳句
- 絵手紙
- 水彩画
- 陶芸
- 編み物
- カメラ
カメラや書道、編み物などの文化系の習い事は元々趣味にしていた人も多く、気軽に始めやすいのが特徴です。
文化系の作品は、個人的に応募できるコンテストも多いので、それを目標にして楽しむ人もいます。
また、どれも手先や目を使う細かい作業が多いので認知症予防も期待できるでしょう。
5位.パソコン・オンラインサービス
シニア世代でも「スマホやパソコンを使いこなしたい!」という人が増えています。
パソコン教室では高齢者向け講座が多数用意されており、その人に合わせてプロが分かりやすく教えてくれるので、今までパソコンに触れたことが無い人も安心です。
パソコンやスマホを使いこなせれば、家族や友人との連絡が取りやすくなる、オンラインサービスが利用できるなどコミュニケーションの幅が広がるでしょう。
介護施設では、自宅で行える体操や介護予防に関する情報発信など、シニア向けのオンラインサービスを提供している施設もあります。
パソコンやスマホを使いこなし、そういったオンラインサービスを活用できれば、より健康的な生活にも繋がるでしょう。
シニア向けのオンラインサービスの詳細はこちらから↓
【シニア向け】オンラインサービス|生活や人生を豊かにする高齢者コミュニティ
自宅で気軽にできる!りふりのオンラインサービス
生活リハビリデイサービスりふりでは、高齢者の健康・介護予防に役立つ動画の配信サービスが利用できます。
この動画配信は「どんなときでも、できる限り体を動かし、健康の維持・向上の役に立ててほしい」という思いから生まれたサービスです。
自宅で行える体操や、転倒予防について知れる動画がいつでも見放題なので、外出できない人も自宅で視聴して生活に取り入れることができます。
生活リハビリデイサービスりふりのオンラインサービスついて詳しくはこちら↓
りふりで学ぼう!介護予防に関する情報や健康動画が見放題のオンラインサービス
新たな習い事を始めてより豊かな生活を
高齢者が習い事をする主なメリットと、習い事を選ぶポイントは次の通りです。
高齢者が習い事をするメリット
- 認知症予防ができる
- 体力の低下を防ぐ
- 新たな生きがいを見つけられる
- 高齢者の自宅での過ごし方が変わる
- 家族の時間も増える
高齢者が習い事を選ぶポイント
- 本人が楽しく取り組めるか
- 介助なしで行えるか
- 経済的に問題なく継続可能か
高齢者が習い事をすると、本人の認知症予防や、新たな生きがいを見つけるだけでなく、家族の時間が増えるなど、本人とその家族にとって多くのメリットがあります。
しかし、習い事の選び方を間違えてしまうと、状況を悪化させる可能性があるので、上記のポイントを意識しながら、本人と相談して習い事を選んでいきましょう。
生活リハビリデイサービスりふりのオンラインサービスは、スマホやパソコンさえあればすぐに始められるので、自宅で取り組める習い事を始めたい人におすすめです!
体力・筋力低下を防ぐ体操や、介護予防に役立つ情報が知りたい人は、りふりのオンラインサービスから視聴できる動画を参考にしてください。
生活リハビリデイサービスりふりについての詳細はこちら↓
カテゴリー|ブログ